左目颯太郎のhoukokusyo

定住するMMOが決まるまでは適当に書く報告書

Tの衝撃/人との関わりとは(後編)

俺の名前は左目颯太郎…ご覧の通り、通りすがりの探偵だ


さて、続きを話そうか。


俺は今でこそ1人で旅をしているが、かつては2人の相棒と3人で旅をしていた。


俺のリネレボの半分は彼らと歩んできたものだった。


しかし俺の慢心、余裕の無さ、些細なすれ違いの積み重ねにより亀裂が入り、もはや修復は不可能になった。




そして俺は一度は引退を決意した。世話になった人達との思い出を掘り返し、自分の思い出を残すのと恩返しの両方の意味を込めてスクショを漁り、ひとつのムービーを作った。





そこで初めて気付いた。

俺は本当に色々な人と関わってきたんだな。そして確かに半分は相棒達と歩いてきた歴史だが、もう半分は自分の足で歩いてきたんだと。


俺の為に泣いてくれた人がいた。故郷に置いてきたサブ垢で来週自由要塞一緒に出よ!って誘ってくれた人がいた。俺の引退自由要塞で本気で勝ちを狙って一生懸命戦ってくれた人がいた。普段やってる仲間と離れてでも最後に誘ってくれる人が居た。


相棒と離れていっぱいになっていた俺だったが、

俺にはまだこんなにたくさんの仲間がまだいるじゃないか。この人達と離れてもいいのか?

と思うようになった。


そんな思いを抱えながら、俺は

FA〇THで斧を2本振り回すア〇ゴと言うおじさんになっていた。


そこで世話になっていたギルドもまたリネレボの繋がりなのだが、そこでも色々な話をした。
そして俺は自分の中で消したつもりだった未練を再認識し、リネレボへの復帰を決意したってわけだ。

俺はこれからはWではなく、Jとして1人で生きていくと決めた。


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俺は今でも自分の罪を数えて償い、直し、成長しているつもりだ。


報告書を始めた理由も自分がやってみたかったと言う理由の他に、自分の知識の周知、更に

俺と同じ様な理由で悩んだり葛藤している人の手助けが少しでも出来たら!

って言う理由もある。

俺も昔反王殿のブログに何度か救われた。
あんなに面白く、人を惹きつけるものが書けるとは思わないが、ほんの少しでも心に残ってくれればそれでいい。


もし今悩んでる人がいたら誰でもいい。とりあえず誰かに話してみよう。少しは楽になるかもしれない。

俺と同じ鉄は踏んで欲しくはない。



さて、何故このタイミングでこんな事を書いているかと言うと昨日とある相談を受けたからだ。

本人の名誉の為に直接名前は出さないが

俺の過去の相棒の立場からの相談だった。そこで俺は改めて自分でやってしまった事の罪の大きさに気付かされ、考えさせられた。


俺は人をこんな気持ちにさせてしまったんだな…と。



関わりが深いからこそ、引き際や環境を変える際は細心の注意を払うべきである。

さっきも書いたが、半分は自分の足で歩いた道だが、もう半分は誰かと歩いた道だろうから。

完全ソロ血盟とかでない限り、これはほぼ必ず当てはまるだろう。

ならば例えゲーム仲間と言えど、きちんと話を通すのが人としての筋では無いだろうか?



決して人に説教垂れられるほど偉くもないし、書いた通り散々な失敗もしている。だからこそ言いたかった。


みんなも一度は考えてみて欲しい。

きっとあなたが居なくなると悲しくなる人がいるはずだ。


関わりが深いからこそ楽しい。関わりが深いからこそ悲しい。

だからたかがゲームでもこれだけ熱くなれるんじゃないだろうか?


さて、ここらで締めるとするか…

たまにはたった一人のために報告書を書いたっていいだろう?