シン・仮面ライダー(一部公式以上のネタバレを含みます)
2年ぶりの更新だが皆様いかがお過ごしでしょうか?
ドーモ、オメソデス
この2年、ゲームは幻塔やPSO2なんかをやっていたがココ最近めっきりサボり気味。その内気が向いたら書くかもしれないが、ずっと真夜中でいいのに。やオーイシマサヨシ等のアーティストの応援活動が忙しかったりお金も時間もかかったりで中々ガッツリやるゲームは難しいのが現状である。
さて、今回はゲームの事ではなく、あらゆる意味で話題騒然のシン・仮面ライダーについて書こうと思う。過去にも書いたが俺は仮面ライダーオタクである。二号超好き。更に庵野作品(初代エヴァやナディア)で育った世代である。
そんな人間がシン・仮面ライダーを見ないと言う選択肢なぞある訳はなく…既に3回見ている。ここまで短期間で何度も見た映画と言うのも初めてなので、記念に(?)記事を書いておこうと思ったのだ。
とは言え所詮シロウトなので思った事を箇条書きにして書いていくくらいしか書けないが、まぁ暇潰し程度にでも見て欲しい。
良かった点
1.ストーリー構成と仮面ライダーの悩み
漫画版と特撮版を上手くミックスし、そこに庵野監督独自の要素を邪魔にならない程度に入れこんである。
見る前は番宣の3種類のポスター全てに浜辺美波氏演じる緑川ルリ子が出ているのは何故なのだろうか?と思ったが、見てみて納得。主人公は本郷猛ではなく、緑川ルリ子だと言っても過言では無いだろう。ネタバレし過ぎるのは控えたいので多くは語らないが、個人的には「なんでだよ!」とはならず「良いんじゃない?」と言える、オリジナル要素としては有りな内容だったと思う。物語の大筋に緑川ルリ子が常におり、その信頼を受けた男と継承された男が緑川ルリ子の想いを支え、叶える。そんな物語。
その分割を食ったのは池松氏演じる本郷猛だが、今作ではオリジナルに色濃くあった異形故の悩みや同族である改造人間を殺め続ける事への辛さよりも、本郷猛の人としての優しさと辛い過去からくる強い意志を表に打ち出すことによって、突然巻き込まれ悩み苦しみながらもしっかりと自分の意思で戦うと言う「クヨクヨし過ぎない碇シンジ」的な立ち位置を得ている。
かと言って悩みについても全く描写が無い訳ではなく、クモオーグ戦前は異形の自分に対して震えながら怯えるシーンもあり(ほぼ原典に近い恐れ方でとても良い)、コウモリオーグ戦前においては「優しすぎて戦闘では期待できない」とまで言われる程に暴力を振るうことに悩み、苦しんでいる。その後のハチオーグ戦ではマスクのもたらす衝動に抗ってまでトドメを刺さない、問答無用の量産型バッタオーグ戦においても「戦うしかないのか…」とこぼし渋々戦う等決して積極的には戦わないスタンスを終始崩さなかった。
こういった悩み描写に関しては長すぎると話がてんで進まなくなってしまうので個人的には非常にいい塩梅だったと思う。
2.BGM
シン・ゴジラはめちゃくちゃ良かったがシン・ウルトラマンはあまり記憶に残らなかったのでさほど期待はしていなかったが、劇中のBGMが抜群に良い。
旧特撮版のBGMをそのまま使ったりしている場面も有るが、岩崎琢氏の新規楽曲やレッツゴーライダーキックのアレンジも超逸品。しかもそれらが「わかってる」場所でかかるので、これ関しては正に脱帽。さすがは庵野監督と言わざるを得なかった。
3.各種デザイン
こちらに関してもさすがは庵野監督と唸ってしった。
仮面ライダーやサイクロン号、各オーグメント、果てはショッカーエンブレムまで元のデザインを適度に踏襲しつつも現代風にリメイクされている。
特に主役の仮面ライダーのデザインは最早完璧。一号ライダーの後ろ髪や防護服中心のチャックの再現にはこだわりを感じるし、ほぼ原典そのままながらもいや防護服も立派な機械なんでと言わんばかりにビス止めされた胸部コンバーターラング、プラーナの排出機構の付いたタイフーン、装着すると飛び出るし喋る時にモゴモゴ動くクラッシャー等もうオタク心を鷲掴みにするデザインのオンパレードである。デザイナーの出渕氏達が天才すぎる。いやもうホントに…。
4.アクション
先に言っておくがこれに関しては良い点悪い点両方ある。と言うかシン・仮面ライダーの賛否両論の6〜7割近くがアクションの話題ではないだろうか?
良い点としてはまず最序盤の下級構成員戦。立ち塞がる複数の下級構成員に対して仮面ライダーが凄い勢いで立ち向かっていく様は、凝ったカメラアングルの効果もあったりでまるで「狩り」の様な迫力あるアクションが見れる。
続くクモオーグ戦も原典である特撮版の蜘蛛男戦を忠実に再現しつつも今風に良アレンジしている。セリフ付きの演技が有るからかやや殺気は薄れるものの、池松氏の素晴らしいアクションも見れて正直大満足である。と言うかアクションに関して間違いなくここが頂点。
他には個人の主観も有ると思うが、ジャンプの描写が非常に良かった。恐らく昔ながらのトランポリンを使った撮影方法だと思うのだが、仮面ライダーの高いジャンプ力を上手く表現出来ていると思った。このやり方だとどうしてもライダーキックはCGになるが、仮面ライダー驚異的な身体能力を活かす描写になっていたので個人的には〇。正直ワイヤーアクションによるキックはスピード感を損ねる為あまり好きでは無い。
5.オマージュ
これに関しても良い点悪い点両方ある。良い点としてはオタクでさえお腹いっぱいになるほどのオマージュを散りばめてくれていること。シン・仮面ライダーと言う作品ではあるが、シン・石ノ森ワールドとも言える程のオマージュがあちらこちらに隠されている。
特に緑川イチローとケイはオマージュの塊とも言うべき存在であり、見る人が見ればニヤニヤしてしまうこと間違いなし。
6.SHOCKERの改変
原典では悪の秘密結社そのものであったショッカーは、今作ではAIによって管理される人類に幸福をもたらす為の組織SHOCKERとして改変されている。
いやショッカー良い奴なん!?と言うとそういうわけでもなく、不幸のドン底にいる人間を幸福にする事が人類の幸福(底辺を引き上げる)=その為には他人は一切顧みないと言う超極端な理論に基づいての行動になっている(その上救済対象を勝手に改造する)。
これは正義の反対は悪ではなく別の正義だったり、マイノリティーに対する問題等の現代の価値観に沿ったものでありとても良いアレンジだと思う。
俺達が生きる現実世界においてもかつては秘密結社であった組織がオープンに活動する時代に、悪の秘密結社とか言われてもリアリティが全く無いのでこれには大賛成。
7.一文字隼人と緑川イチロー
一文字隼人は間違いなく今作最強の癒しキャラである。浜辺美波氏よりヒロインしている最高のヒーロー兼ヒロインである。見ているだけで心スッキリだ!
原典の明るさと芯の強さを持ち合わせたキャラクター性はもちろん、演じる柄本氏の演技も最高で、今まで一号ライダーの陰に隠れがちだったが、仮面ライダーシリーズ最高の立役者と言っても過言では無い一文字隼人と言うキャラクターの魅力を存分に引き出してくれた。庵野監督ホントにありがとう。何を隠そう俺は一時期添付資料の様な壁紙をホームに設定していたくらい二号推しである。庵野監督ホントにありがとう。大事な事だから2回言いました。
話が逸れるが当然ライスピも集めているのでこのシーンは大好きである。
緑川イチローも非常に良かった。本作の涙腺崩壊発生装置である。
何よりも演じる森山氏が素晴らし過ぎる。何を隠そう俺はセカチューからのファンである。モテ期も見たぞ。因みに俺はよく似てると言われるので親近感が凄い。一時期「私、森山未來の双子の弟なんです」と勝手にネタにしていたのはナイショだ。
話を戻すと序盤から何となく存在が明かされるのだが終盤に差し掛かる頃にようやく登場、話す際にマトモに視線を合わせることもしないとにかく不気味なキャラである。だが実は作中の誰よりも家族思いで人間らしいキャラクターであった。
当初はアルティメットオーグメントチョウオーグとしてダブルライダーをも圧倒するが、最後はダブルライダーの持久戦とチームワークの前に敗北、マスクに残ったルリ子の想いの裏を汲み取りルリ子と本郷を生かすために潔く散っていく。最高の敵キャラである。
この2人に関しては文句の付けようもなく、庵野監督ありがとうとしか言いようがない。
悪かった点
1.アクション
俺は見れていないのだが庵野監督はNHKのドキュメント内で「殺気が足りない」的な事を言っていたようだ。
どうやら昔の泥臭い取っ組み合い描写が良かったとかなんとか…。確かに最近の特撮の洗練されたアクションはまるで美しい踊りの様で、まぁ殺気は皆無である。仮面ライダーに限らずヒーローになる人間は大体運動神経抜群と言う設定は有っても格闘技や武術に長けていると言う設定は意外と多くは無いので、そういう意味ではあの泥仕合にも確かに納得はいく。
ただ、俺は全くのシロウトだしただの憶測にはなるんだが、撮影方法や殺陣の技術等様々な物が正当進化しての現代アクションなのでは無いだろうか?何より序盤で魅せられたクモオーグ戦以上のアクションをその後も期待してしまうのが、観客の正しい感情なのでは無いだろうか?庵野監督が理想を求めるあまり満足出来ずに、肉体を捨ててCGアニメーションに走っていってしまったと言う事実が残念でならない。
高みを求める姿勢は素晴らしいし本当に有難いのだが、その結果があれでは何がしたかったのか全く分からないとしか言いようがない。重ねて言うが本当に残念である。
因みにこの感想は殺気云々以外は初回見て思った感想ほぼそのままなのでNHKのドキュメントはほぼ関係無い。個人的には仮面ライダー the firstより上の生身アクションが見れると思っていた。仮面ライダーと言う徒手格闘で戦う等身大ヒーローの映画なので半分は生身のアクション目当てで見に行っているのだ。それがほぼ無いのならばそりゃ落胆もするだろう。
2.オマージュ
これに関しては今に始まったことじゃない(シンウルトラマンでも言われてた)し賛否両論あるのだが、原典を見ていない人間を置いてきぼりにするオマージュがとても多いのだ。まぁ別に分からないと楽しめないと言うようなオマージュは少ないので「やれやれまたか…」程度ではあるのだが。
ただ緑川イチローは詰め込みすぎて大渋滞してるぞ庵野監督…。俺は好きだけども…。
3.本郷猛
良い点でも書いたのだが本郷猛のキャラクター性は決して悪くない。原典からかけ離れすぎているのが多少引っかかるがそういうものだと思えば飲み込める範囲ではある。ただどうしても気になる点がひとつ。池松氏がずっと震えているのだ。これが何を意味するのか3回見ても全く分からない。
最初はコミュ障だから?とも思ったがその割にはしっかり喋っているしコミュ障と言うよりは自分を出すのが少し苦手程度な印象。
例のドキュメントで池松氏やアクション班が相当悲惨な目にあったにあった所が放送されたみたいだが、もしそのせいだとしたら…と考えると見ている側まで苦しくなってきてしまう。
とりあえず自分の中ではめちゃくちゃ寒かったんだと思い込むようにしている。
他に誰も震えている演者さんはいないが。
総評
俺はシン特撮シリーズは全て複数回見ている。因みに好きな順は原典としては
1.仮面ライダー
2.ウルトラマン
3.ゴジラ
であるが…。
シンシリーズとして見た場合、
1.シン・ゴジラ
2.シン・ウルトラマン
3.シン・仮面ライダー
残念ながらこの順番になってしまう。申し訳ないがシン・仮面ライダーは手放しにはオススメはしづらい。シンシリーズ全般に言えるかもしれないが、刺さる人には刺さるが刺さらない人には原典ファンにすら徹底的に刺さらないと言うアクの強さが過去一なのは間違いないからだ。
しかし、シン・仮面ライダーにはまだまだ可能性を感じるのも事実。
何よりシンシリーズで唯一明らかに続編を匂わせる終わり方をしているので(細部は異なるが漫画版の本郷編と同じ終わり方なのでこれから一文字編が始まっても決しておかしくない)、色々と負けずに続編を作ってくれることを切に願っている。
と、まあ色々書いたが原典を大きな改変をせずに現代風にリメイクしてくれた庵野監督にはぜひ感謝を述べたい。それだけでもこの作品に意味があると言える程の快挙であると思っている。
最後になるが俺はシン・仮面ライダーが大好きである。既に三回見たと書いたがまだ何度か見に行くつもりだ。
心の底からシン・仮面ライダーを応援したいのだ。
だから俺はいつまでも待っている。
シン・仮面ライダー<一文字隼人編>制作決定の一報を。
仮面ライダー一号、二号を語る上で絶対外せないと思う神曲。エンディングで流れてきたときグッと来てしまった。
今では考えられないと思うが昔の仮面ライダーは基本的に一人なのだ。
仲間は居るが改造人間は自分だけ、本当の苦しみは誰にも理解されることはない。
それでも、一人でも斗う。それが仮面ライダーの美学。
恐らく庵野監督もそう思って作った映画なのだと思う。
怪盗P/ペルソナ5の魅力(ネタバレは極力無し)
最近までエターナルに住んでいたが、正直死ぬほどつまらないのでやめてしまった現在住所不定無職の左目ことニャンピョウだ。
唐突なのだが昔からゲーマである俺は、俺はペルソナ2罪からのペルソナ好きである。
女神転生シリーズは未プレイなので真のアトラスファンからはにわか扱いされてしまうかもしれないが、一応未クリア含めれば4のゴールデン以外は全てプレイしている程だ。
そして今更なのだがペルソナ5ザ・ロイヤル(以下R)、スクランブル(以下S)をクリアしたので記念に報告書を書いておこうと思う。
最初に書いておくがもし未プレイで迷っているなら買え。
ここ数年のゲームではマジで手放しでお勧めできる。
正直やってもらわないと魅力はわからないと思うがポイントだと思う部分をいくつか挙げていこうと思う。
ただし、販売元のアトラスがネタバレを禁止しているため核心には触れられないというところだけは理解してほしい。では。
・世界観と基本スタイル
主役は高校生であり、目の前に立ちふさがる理不尽や腐った大人に立ち向かっていくRPGものである。最近では学園ジュブナイルRPGとか言われるらしい。知らんけど。
まあともかく彼らが仲間と協力し、時にぶつかり合いながら「改心」と呼ばれる行為で上記の困難を突破しより大きな悪と戦っていくのが基本スタイル。いわゆる王道である。
ただこれは5に限らずペルソナシリーズに(もっと言うとアトラス作品全般)言えることだが、目の前の些細なことを解決していくうちに段々と事が大きくなっていき、最終的には世界の破滅に立ち向かうことになる。女神転生シリーズではよく渋谷やら東京全体やらが消滅するそうな…。
これは誉め言葉だがアポカリプスなゲームを作らせればアトラスの右に出るものは居ないだろう。いやマジで。雰囲気とが盛り上げ方とかスゲーから一回やってみって。
・戦闘システム
ゲームとしての面白さがここで決まると言っても過言ではない戦闘システム面だが、RとSで大きく異なる。
Rはペルソナ3から続く信頼と実績のonemoreプレスターン制バトルと言うドラクエなんかに近い普通のRPGスタイル。敵の弱点属性を突くと敵がダウン+再行動が可能、これを続けることで「ずっと俺のターン!!!」にすることができる。そして全員ダウンさせると「総攻撃」で属性関係なしの一網打尽大ダメージを与えることができるのだ。
SはKOEIの無双シリーズのスタッフとコラボしているだけあってアクション要素の強いアクションRPGに上記のシステムを取り込んだオリジナルシステムを採用している。正直やる前はこれはどうかと思ったのだが、やってみると意外に面白い。アクションゲームらしいスピード感あるバトルに従来のonemoreをうまく組み込んである。見事の一言。
・シナリオ面
Rはペルソナ5(以下無印)に各種追加要素を足したもの、Sは明言はされていないが恐らくRではなく無印から半年後の夏休みを描いたもの。
というのもSの中ではRに登場した人物やイベントの話が影も形も出てこないのだ。メタ的な話になるが発売時期から考えるに開発が同時並行に近い状況だったので、そこまで詰められなかったのではないかと思う。
公式的にどちらを正史と捉えるかはわからないが、恐らくペルソナ5は二つの世界線が生まれているのは間違いないだろう。
しかし偶然なのかわからないが、怪盗団が戦う相手はRの追加ボスとSで非常に近しいものとなっている。
無印のボスは基本的に「腐った大人や社会の悪」を具現化したようないかにもな相手なのだが、R、S共にそれだけでは割り切れない相手かつ怪盗団と同じような能力を使う相手との闘いになる。
特にRの追加ボスは正直倒していいものか考えさせられるレベルだった。やり方に問題こそあったものの、彼は心から他人を思いやり本気で世の幸福を願っていた。某動画投稿サイトのコメント欄にも「彼は何も間違ってないのになぜ倒さなければいけないのか」と書いてあったが、そう考えてしまうのもうなずける。
・難易度
どちらも初周からHARDで全クリできるレベル。ただし、戦闘の基礎をしっかり把握していないならばおとなしく難易度を下げた方がいい。雑魚ですら普通に死ねる。結構準備したがアスモデウス・スグルで何度も死にかけた。
ただし、Rはペルソナ強化が解禁されると途端に難易度が下がる。班目パレスあたりが鬼門か。
Sは全ステ99のペルソナを装備したジョーカーでも数発で死ぬので最後まで気の抜けないバトルが楽しめた。アクションが得意ではない俺でも詰むようなレベルでは無いので丁度良い難易度だと思う。
・BGM
どちらも無印ベースなので神曲揃いだが、特にRの追加曲I believeとtake overは最高。
一日も早いRのサントラサブスク解禁を願ってやまない。
・イマイチな点
ダメな点は見当たらないがRにおける明智の戦闘要員としての価値の無さ、描写不足なんかはイマイチだと思った。
芳澤はまだ追加パレスでの弱点突き+物理クリティカル狙い要員+もしもの時のダウン回避保険+めちゃ可愛いジョーカーの正妻という使い道があるのだが、明智にペルソナ一体で戦闘から補助まで全部やらせるというコンセプトを与えてしまったので全てが中途半端になってしまった感は否めないだろう。特に特性が壊滅的。使い道がほぼ無い上に自身の最終スキルと全く噛み合ってないのが致命的。
ていうか既存の仲間の特性と最終スキルが異常にぶっ飛んでいて加入の遅い2人とも入る隙間がないというのが正直なところ。全員にコンセントレイトとかヒートライザとかチートも良いところなスキルを覚える杏や祐介達が頼もしすぎた…。
とまあかなり長くなったがマジでお勧めできるゲームなのでちょっとでも興味ある人は是非やってみてほしい。大人でも色々考えさせられるようなこともあるので自分に気合を入れたい、見つめなおしたい人なんかにもお勧めする。
とりあえず芳澤がクッソ可愛いのでジョーカーの正妻には芳澤。
異論は一切認めん。以上。
因みに総プレイ時間はRで180時間、Sで80時間ほど。
どちらもバリバリに寄り道しているのでクリア自体はもっと早くできると思う。
一応アマゾンのページも貼っておくのでレビューなんかも気にしてみてると良い。
よきゲームライフを。
バレンサギザザ[クウガ]
俺の名前は左目颯太郎…。御覧の通り、通りすがりの探偵だ。
久しく報告書もほったらかしだしTwitterもたまに出現する程度、とりあえず現況報告から。
黒い砂漠モバイルは変わらずプレイ中だが所属していた有蝶天がほぼ解散状態、自身も特にやる気が起きずひたすら無言たまごっちを続けている。
ま、これはこれでまあいいもので折角買ったiPadも無駄にならずに活動できている。まだ分割金が二年も残っているから遊ばせたくないんだ…。
他にも据え置きゲーとかバトオペ2なんかもちょくちょくプレイしているが、正直YouTubeに俺より面白いことしている人が動画をアップしているので特にそういうことをするつもりもない。
かといって折角立ち上げたブログというおもちゃをこのままほっておくのも勿体ない…。
さて、どうするか…。
と思っていたところにTERASA(元auビデオパス)で平成の全ライダーが全話無料というまるで神の啓示のような話が下りてきた。
そういえばライダー好きを公言しておいて意外と見ていないライダー多いんだよな…。
よし、クウガから全部見て布教活動しよう☆
というナイスアイディア誰得?が浮かんだので気の向くままに書いていこうと思う。
あくまで今現在の俺から見た内容の紹介なので、思い出補正みたいなものは正直ほとんど無い。(補正が付くのはwくらいだと思う)
ただの素人好き物の意見である。
というわけで記念すべき一筆目はクウガ。
仮面ライダークウガは2000年1月30日~2001年1月21日まで放映された特撮ドラマである。
クウガより前の作品だと直近は劇場版作品であった仮面ライダーJ(6年前)、テレビシリーズで言うとあのもうあいつ一人でいいんじゃないかなこと仮面ライダーBLACK RXであり(10年前!!!)、往年のファンからすると正に待ちに待った新しい仮面ライダーであった。
その分ファンからのいわゆる「新旧入り乱れてのお祭り」の期待は高かったらしく、後述するがいわゆる「昭和ライダー」からの脱却を図ったクウガはかなり批判の的になったらしい。(一番批判されたのは次の次の作品である仮面ライダー龍騎らしいが…。)
※wiki等から情報を参照しています。
上にも書いた通り、10年ぶりのテレビシリーズであるクウガは昭和からの脱却「A New Hero.A New Lejend.」新しい英雄、新しい伝説というキャッチコピーを掲げて誕生している。
そしてそのキャッチコピーに嘘偽りは一切なく、更にクウガ以外の仮面ライダーは一切出てこない。
主題歌に「英雄はただ一人でいい」という歌詞があるが正しくその通りなのである。(厳密にはもう一人の主人公とも言えるキャラがいて、そちらも英雄と言えなくもないが。)
そう、旧作からのファンの期待を見事に裏切ったのだ。
しかしクウガは20年経っている今でも全仮面ライダーの中でも相当高い支持を得ている。
それはなぜなのか。
答えは至極単純。面白いから。
いわゆる懐古厨と呼ばれる人々を完全に置いてけぼりにしたが、それ以上の支持を得ることに成功したのだ。
自身もしっかりと最後まで見たことは実は無かったのだが、今回全話見てみて「ああ、こりゃ人気出るわ」と思わざるを得なかったというのが事実である。
では面白いと思える理由を挙げていこう。
・ご都合主義の廃止、リアリティの追求
今までの仮面ライダーシリーズは必ずお約束と言える展開がいくつかあり、それを破られるような展開は殆ど無かった。(変身ポーズ中の無敵や怪人は理由も無く一体しか出ませんなど。)
まあ初代仮面ライダーの時点で変身ポーズ中にベルトを封じられたりはしていたし、ストロンガーのデルザー軍団のように複数体出現して仲間割れしていた例もあるが、基本は一対一でかつFBIとはいえ滝にはボコボコ、はては普通の初老男性であるはずのおやっさんにすらボロ負けすることが多かった戦闘員がいるなどのお約束があった。
しかしクウガではそれを撤廃、ポーズ中に攻撃されたり戦闘員は無し、敵怪人は一人だがその理由が明確になるなどの新しいアプローチを試みた。
そう、クウガの特徴は「リアリティ」なのだ。
クウガは仮面ライダーでありながらなんと警察から「怪人側」として見られ、序盤は射殺の対象となる。正直かなり衝撃的な展開。
後述するクウガの序盤からの数少ない協力者である一条刑事の取り成しで早々に対象からは外れるのだが、警察に撃たれるヒーローと言うのはなかなか衝撃的な画であるのは間違いない。(言うても本人は撃たれてもちょっとチクチクするだけって言ってたけど)
更に前述したとおりクウガ以外の仮面ライダーは一切出てこない。
徹頭徹尾クウガと警察のみで敵怪人である未確認生命体グロンギに立ち向かっていくことになる。
いやいや自衛隊は出ないのかという問いが生まれるかもしれないが、どうもしかるところに「現代に怪人が出たらどうするのか?」と問い合わせた結果警察でなんとかするとの答えが返ってきたそうで、それで警察になったそうな。
もし現代にゴジラが出たら…という名目で作られたシン・ゴジラが大ヒットしたが、仮面ライダークウガは正にシン・ゴジラに対するシン・仮面ライダー(真じゃないよ)と言っても過言ではないだろう。
・超魅力的な登場人物達
主人公である五代雄介を含めて、作中に出てくるキャラはほぼ全員が個性的かつ嫌味なキャラが居ない。リアリティを求めている作品らしく、主役のみならずわき役まで各々のキャラに対するバックボーンも結構深く描かれていて人間パートも非常に見ごたえがる。
主人公の五代雄介は底抜けに明るい2000の技を持つ青年であり、超イケメンアルバイター兼冒険家。
それを支えるのが静かなる熱血漢であるこれまた超イケメンの敏腕刑事一条薫。もう一人の主人公と言っても過言ではない。
因みにこの二人、未確認第一号ズ・グムン・バ戦後の五代の方にもたれて眠る一条等のシーンを受け、世の腐女子のアー♂妄想に大いに役立ったそうな…。
その他にも五代の為にひたすら徹夜して古代文字を解読し、クウガのパワーアップの手伝いをする桜子さん、解剖医なのに五代の主治医とか言っちゃう素敵なイケメン椿医師、未確認生命体に警察が対抗するためにシングルマザーであり子供の世話との板挟みに苦しみながら日々徹夜する(徹夜女性多いね…)榎田技師など正直出てくる人がみんな濃いのだ。だからこそ、大人が見ても面白いといえよう。
ただし、だからこそ本来のメインターゲットであるはずの子供を置いて行ってしまっている感は少々否めないのだが…。
因みに有名な話だから知っていると思うが主役の五代雄介は今や国際レベルである俳優オダギリジョーである。チートレベルのイケメンかつこのころからなかなか良い演技をしている。ずるい。
・CGに頼り切らない洗練されたアクション
上記のようにあくまで子供向け番組であるにもかかわらず大人向けの展開が多かったクウガ。それでもちびっこからの支持を受けていたのはやはりアクションの質の高さが要因の一つだろう。
このころはCGがよくなり始めたくらいの時期であるが、それでも今のように違和感の少ないCGを作るのはほぼ不可能だった。だからかクウガはCGを使ってはいるが非常に生身のアクションにも重きを置いているように見える。
具体的にはバイクアクション。
正直クウガのバイクアクションは昭和よりはるかに上だろう。
もちろん培ってきた技術があってこそのクウガのアクションであることは間違いない。
しかし、それ以上に「久しぶりの仮面ライダーなんだから!」というスタッフの愛の塊のように思える。
廃ビルに逃げ込んだ未確認生命体を追うクウガがバイクで廃ビルを駆け巡ったり、敵側にもバイクを駆る猛者が現れたりと非常にバイクアクションを魅せてくる。
確かに今となっては廃ビルにバイクで入っていくのは意味わからんが、これが実際に見てみるとめちゃくちゃすごいのだ。見せたくなるのもわかる程のバイク捌き。いやもうほんと見てほしい。
他にも書きたいことは山ほどあるのだが、書いてると10000文字くらいかかりそうなのでこの辺でやめにする。
ともかく平成という時代背景をうまく取り込み仮面ライダーというコンテンツを最高の形に進化させ、社会現象と同時に社会問題をも引き起こしたという今見ても決して色あせない超傑作。
はっきり言って今、コロナウイルスで疲弊している今でこそ見てほしい作品。
疲弊している人こそ、五代雄介のサムズアップに元気をもらってほしい。
仮面ライダーに興味がない人ほど見てほしい作品である。
Oの残光/オフ会探偵
俺の名前は左目颯太郎…。御覧の通り、通りすがりの探偵だ。
画像は自身で買ったクリスマスプレゼント。
ようやく開封できてポージングを取りウキウキで飾った。
…まあ特に意味は無い。
さて、気付いたらもう年末も年末、2019年最後の日になってしまった。
前回の記事から仕事等が忙しくなってきてしまい全く報告書に手を付けられなかった…。
元来の繁忙期は12月頃からのはずだったのだが11月前半からもうてんてこ舞い。
ただでさえ忙しいのに職場に様々な問題が発生。
全て書くとアレなので控えるがストーカーで起訴される上司やそのストーカー行為を引き起こしたクソッタレ社内不倫野郎の発覚など、今まで誰々が大して仕事しない程度の愚痴しか出ない比較的平和だった我が職場が一気に昼ドラ並みのカオス空間へと変貌を遂げた一年だった…。
まあそんな中で俺の心のよりどころの一つになってくれていたのがオフ会だ。
今年は我が永遠の妹綴oとの初詣に始まり、ずっと会ってみたかった我が永遠の弟デスゴリラ、更にね子ちゃんと我が永遠の二代目盟主えびフライさんとも会えた。
みな面白く、デスゴリラの年上のツボを突く様な可愛さには皆から愛される理由がよくわかった気がする。
どういう経緯か忘れてしまったが、殺戮と晩餐の会の新年会(あれ?忘年会だっけ?)にも出席させて頂き、そこでも様々な人に出会った。
中でもやはりenchanのヒューマンへの熱い思いが忘れられない…。
当時リネレボでホークアイをやっていた俺にとって全く同感であり良い時間が過ごせた思い出がある。
その後に行ったカラオケで現在砂漠でもランカーであるみゃんみゃんさんが一瞬飛び入り出演された。
俺はリネレボでも砂漠でも見知った名前であったのでただただ震えていたのを覚えている…。
その後はオペラントの誕生日会に当時はまだそこまでの交友はなかったのだが、ありあことゴリさんの勘違いにより出席。
しかしそのおかげで現在の交友関係が構築されたのは間違いない。ゴリさんには感謝している。
その会でゆゆちゃんとも初対面をはたし、現在も仲良くさせてもらっている。
と言うかどっか行くとこの子が居る。小さな体に似合わない凄まじいバイタリティーは見習わなければ…。
トリトリのリアルアジト、たびのとびらに初めて行ったのはいつだったか…。四月とかそのへんだったかな?
当時はキャラを通そうと思ってちょっと暑くなってきたくらいの時期にわざわざ黒いライダースで行ってクソ暑かった思い出がある。
レタまるお嬢様を連れて行って行きだけでもう相当疲れたような…。そんな気がする…。
レタまる以外にもアングラな世界を教えてくれたちゅるりんぱや、今ではちょっとキャラ崩壊し始めて素が出てきてるっぽいえりんさん、更にリアルに会ってもえりんさんを「天使」と呼んでいてびっくりしたいちざ、美人な鉄郎にちぇさんにリアルだとあんまりパンツくれって言わないたくあん、イメージ通り結構物静かだったうぐさんやあゆんさんなどまあ色々な人に会った。
今では地元の友達の店みたいな安心感があるたびのとびら店主やっさい師匠やイギさん、ソ連の親友クルガンさんなど色々な人に会えるゲームバーたびのとびら。
皆様も一度行ってみてはいかがかな?
そして来たる七月、豆乳首ゴメスさんとの邂逅を果たす。
彼の良い意味での素人から見た目線で正直に書く内容のブログが大好きで、一度はお会いしてみたかった。
下ネタを交えて面白おかしく書いていると思えば、熱い思いを隠すことなく前面に押し出してくる思わずグッとくるような内容が大好きなのだ。
ただ会って酒を酌み交わすのでも良かったのだが、せっかく東京まできてくれるのだからとサプライズを提案。
何度かお会いしているリネ界隈では超有名人、反王ケンラウヘル氏に出演を依頼。
レンタルルームでワイワイと騒ぐ中に突然「ウ~っす!」とかるーく入って来て自己紹介をした時のゴメスさんのテンパった感じも最高だったが、共にその場にいたオネエJAPANのカル美さんがテンパりすぎたのかガチオネエみたいになっていたのが一番面白かったのは内緒だ。
その後もみなで楽しい時間をたっぷりと過ごせたが、肝心のゴメスさんともう少しゆっくりと話したかったのがただ悔やまれる。またいつかゆっくりと…。
その後も最大の問題児サパおじさんとの出会い等もあったが、まあカットしようと思う。どうせ新年会で会うし…。
そして年末にようやく黒サバ初のオフ会に参加。
現在所属している有蝶天の忘年会だ。
盟主のゼットんとは以前にも会ったことはあったがそれ以外の人は初見。
ディスコードで声しか聞いたことないことのない人が殆どで、久しぶりにアウェーだったわけだがみな優しく受け入れてくれてありがたかった。
中でもスーパーランカーのスパンダーさんはゲーム内通りの超優しい人であった。
更に前半と後半で保護者が交代するというスーパーコンビが居たりとなかなか面白い会であった。
新年会はえね君も来るそうなので今から楽しみだ。
存分に語り合おうではないか青年!
色々書いたが日記のようなものを兼ねての報告書であるため勘弁してほしい。
最近ではゲームメーカーの公式オフ会なんてものもあり、一昔前までは少しアングラでダークなイメージを持っていた人も多いであろうオフ会ももっと身近なものになりつつある。
そういった場に実際に、何度も色々な場所に出席してかつてない速度で交友が広がっていった一年だった。
オペラントが良いことを言っていたので引用させていただくが、実際に同じおもちゃで遊んでいる人たちの集まりなので、話のきっかけも作りやすく仲良くなるのも簡単である。
加えて様々な職種、業界、考えの人がいるので自身の交友関係の拡大、更には視野の拡大にも役に立つ個人的にはとても楽しい場だと思っている。
こういう場への出席は個人的には大々的にお勧めするが、気を付けなければいけないのも事実。
これは老若男女問わずだ。
まずはしっかりと信用できる会に出席して実際に信頼できる人を見つけたりと色々と下準備をしていくのをお勧めする。
さて、今回はこの辺りで終わりにしよう。
皆様よいお年を。
来年もどうぞよろしく。
果たして今年は歌うのかな??
番外編 メソと出会いと仮面ライダー
俺の名前は左目颯太郎…。御覧の通り、通りすがりの探偵だ。
最近の黒モバの駆け足アップデート、みんなはちゃんとついていけいるだろうか?
かくいう俺も自身の仕事のが忙しくなってきたのも重なり、ついていけていないわけではないが特に感想も持てずハムスターのようにひたすら滑車を走っているような毎日だ。
もう少し考えながらやれたらいいのだがなかなか時間がとりづらくてな…。
今回はそんな俺にひと時の安らぎを与えてくれるものの話。
そう。嫁だ。あそんなのいなかったトホホ仮面ライダーだ。
今回はゲームとは全く関係ない話。
しかも素人目線かつ俺の独断と偏見がこれでもかというほど含まれているので、興味の無い方は今すぐ回れ右をお勧めする。
ただこれだけは言わせてほしい。
仮面ライダーは決して子供向けだけの内容のものではない。
むしろ親世代が内容をしっかり把握して子供に伝えていくべきものだと思う。
全ての仮面ライダーという作品に素晴らしいメッセージが込められているのだということだ。
くだらないと思って見ないのは悲しいが個人の自由、仕方ないが止めはしない。
しかし思っているほど陳腐なものではないとだけは言っておこう。
さて、内容に入ろうか。
俺と仮面ライダーの出会いはまだ幼稚園くらいの頃、当時やっていた仮面ライダーブラックが最初だった。
子供心に死ぬほどカッコよかった。
次作のRXも毎週、それこそテレビにかじりつくように見ていた。
そのころに左腕を骨折してギプスで上半身をガチガチに固めたのだが、母親にギプスのお腹の部分に変身ベルトを描いてもらいドヤ顔で変身ポーズを決めている写真があるほどだ。
まあ俺にもかわいい子供時代があったということで…。
…話を戻そう。
この先のテレビ放映は平成一号のクウガまでいったん休止するのだが、映画やOVAなどで仮面ライダーの歴史は飛び飛びだが続いていく。
しかし俺の中では自身の成長もあって10年以上関わらなくなり、次に交差するのは偶然auのビデオパスで見かけた平成ライダー前期のラストである仮面ライダーディケイドだった。
平成ライダーになってから全く見ていなかったが変身する人くらいはなんとなく知っていたので、
「お、なんかお祭り作品っぽいじゃん。オダギリジョーとか水嶋ヒロとか出んのかな?」
と思ってとりあえず見たのだが…。
全くでない上にめちゃくちゃぶっ飛んだ世界観と内容に何故か惹かれてしまった。
ブラックとRXが出てきたのも惹かれる原因の一つではあっただろう。
ただもしこれから初めて仮面ライダーを見ようと思っている人がいたら悪いことは言わない。
Wから見ろ。
初めからディケイドは敷居が高すぎる…。
ただし平成ライダーの中でも外せない作品であることは確か。
かくいう俺も二番目に好きな作品である。
とまあ出会いはこんな感じなのだが、次は俺の感じるライダーの魅力を伝わるかわからないが書き出してみようとおもう。
- 命の重さの描写
これに関してはヒーロー物の一番大事ところであると思うが、昭和作品と平成作品で違ったアプローチで描かれるのが面白い。昭和作品は基本的に仮面ライダーは一人であり、ライダーも敵怪人も改造されてはいるが一人の人間である。敵だから仕方ないとはいえ人間を殺さなければいけないのだ。その点の苦悩であったりが描かれていることが多い。平成作品は基本的に特殊能力等で生身の人間がライダーに変身し、相手は異形のいわゆる化け物が基本。なので初期から出ていた相棒と呼べるようなキャラの退場等で描かれることが多い。私事だが昔の仕事で本物のライフル銃を何度か撃ったことがある。最初は銃を撃てるという興奮で特に何も感じなかったが、何度か撃つうちに「たったこれだけの動作で人が殺せる」という事実に物凄く怖くなったことがある。なのでこの辺の苦悩がなんとなくわかるのだ。
- 友情や愛の描写
こちらは全仮面ライダー作品において共通で相棒キャラとの友情、家族等との愛が描かれる。特に平成作品の描写は逸品。不覚にも潤んでしまうようなシーンもたくさんある。
- 主人公の苦悩
仮面ライダーと言えど一人の人間である。悩みもするし、弱音も吐く。特に昭和作品に多いのだがある日いきなり改造されて常人の数倍の力を与えられるのだ。普通に考えれば気が狂ってもおかしくない。平成作品も突然謎のアイテムを渡され怪物と戦うことを義務付けられる。そりゃ怒るだろうし逃げたくもなって当然。そういうところも案外しっかりと描写されていて感情移入してしまう。実写でもちゃんと描かれているのだが、特に漫画版(この描写は仮面ライダーに限らず石ノ森章太郎先生作品全般で多い)が非常によく描かれている。
とまあ熱い展開とか他にもいろいろ魅力はあるのだが後一万文字使っても書ききれなそうなので止めておく。
上にも書いたが石ノ森章太郎先生の漫画版も興味があれば読んでみると面白い。
他にも村江賢一先生の仮面ライダーSPIRITS、Wの正統続編である風都探偵もお勧め。
後は小説の仮面ライダー1971-1973や、各平成作品の小説版なんてのもある。
特に個人的には1971-1973を推したい。詳しくは書かないが「現代的にリメイクしつつ、しかも仮面ライダー一号以降が誕生しなかったら」と言う独特な世界となっており非常に面白い。
因みに書いといてなんだが平成の小説は一作も読んでいない…。
ディケイドとか読みたいんだけどね…。
とりあえず今回はこの辺で終わりにしようと思う。
また気が向いたら昭和と平成の魅力と違いでも書いてみるかな。
[ Vietsub-Kara] 仮面ライダーオーズ Anything Goes!
オーズDC放送記念
Uの可能性/約束の有蝶天
俺の名前は左目颯太郎…。御覧の通り、通りすがりの探偵だ。
早いものでこのマイペース更新の報告書も一年の節目が見えてきた。
この一年、なんだかんだ色々あって結構楽しく過ごさせてもらった。
節目までまだ後二か月あるが、自分の中でもなかなか濃い一年間であったと思っている。
そんなことを考えながらふと思ったことがある。
俺、一度も通り過ぎてねえな。
元々(やめてしまったので今となっては異世界扱いになってしまったが)リネレボで色々な血盟を行き来しながら様々な角度、視野から物事を見るために放浪しようと始めた通りすがりキャラであったが、気が付いたら同じ場所に半年近く居続けてしまった。
現在メインでプレイ中の黒モバもしかり。
気付いたら毎日ラバルル様を崇拝していた。
…このままでいいのだろうか?
いや、もういっそ通り過ぎない探偵に改名するか…?
そう思っていた時ふと思い出した。
そうだ、俺にはいつか遊びに行くと約束した友がいたのだったと。
思いついたが吉日、俺はすぐに彼に連絡を入れた。
サーバー統合したてでギルド再編に忙しい中、なんとか一枠作ってねじ込んでくれた。
この場を使って彼に再度お礼を言いたい。ありがとう。
前置きが長くなったが今回は俺が今お邪魔しているギルド、有蝶天の話だ。
セレンディア出身者なら当然聞いたことはあるだろう。
統合前から堅実に経営を続ける老舗ギルドであるが、統合後ハイデルのギルドと合併しより大きく強くなった。
デネブの中でもこれからが楽しみなギルドの一つだ。
何を隠そう、実は隊長のゼットんとは異世界で共に戦った仲間である。
愛すべき疾風迅雷で共に楽しい時間を過ごした仲間、黒モバでもいつかは共に戦いたいと思っていた。
再始動の展開としてはこれ以上のギルドは無いだろう。
早速入隊させてもらいメンバーを確認。
うむ。流石ゼットん。
ランカーも在籍し気合も実力も十分だ。
異世界ではワルチャやギルチャであんなことやこんなことばかり言っていたのに…。
こりゃ俺も置いて行かれすぎないようにしっかりやっていかなければ…気合を入れなおし招待してもらったディスコードの部屋も一通り確認。
おお…飯テロスレからアプデ情報、作戦室までしっかり完備。
実務も福利厚生もバッチリ。
流石老舗ギルドだ…!
おまけに遅くまで色々やっているようで通知がよく鳴る。
どれ、少しのぞいてみるか。
次の瞬間、俺の目に飛び込んできたのは衝撃の画像たちだった。
なんだこれは…。
まるで画伯が夜な夜なサバトの写生大会をしているような衝撃の画像の数々…。
とても報告書に載せられないようなものもチラホラと…。
俺はとんでもない所へ来てしまったのかもしれない…。
果たして探偵の運命やいかに…。
ってなところで今回はおしまいだ。
これを書いている時点ではすでにペナルティは解けていて拠点戦にも出れるようになる。
新生有蝶天、これからがお楽しみだ。
Aの連鎖/覚醒者
俺の名前は左目颯太郎…。御覧の通り、通りすがりの探偵だ。
またもすっかり期間が空いてしまったが…。
決してネタがないとかそういうわけではない。
ちょっと八月は仕事柄の繁忙期でもあり、リアル都合であったり暑くてやる気が出なかったりで書くことができなかった。
まあ喜んで見てくれるような人は身内程度だと思うのでこれからも気が向いたときにでもまとめていこうと思う。
さて、このさぼっていた期間、黒モバ的には実は激動の期間であったのは皆さまもご存じのことだと思う。
正直期間が空きすぎて何があったか全ては思い出せないのだが、大きなことの一つとして装備の潜在力覚醒が挙げられるだろう。
この潜在力覚醒は今までの潜在力突破と違って失敗すると覚醒値が下がるというリスクを負うものとなっている。
覚醒の成功確率を考えてもそれなりに数を打たなければいけないのだが、リスクを負う以上潜在力突破の時の10%チャレンジのような「とりあえず当たったらラッキー」的な戦法はかなり取りづらい。
成功確率を上げるアイテムはあるにはあるのだが、加算方式ではなく乗算方式であるため覚醒値が上がって成功確率が下がれば下がるほど効果は薄くなる。
とまあ聞いているだけで沼のにおいしかしないもので、トップクラスのランカー以外はのんびりやるべきだろう。
因みに殺戮と晩餐の会のメンバーはリネ〇ボ出身者が多く、みなこの手の沼には慣れており萎えはまずないと言えるだろう。
まあそれよりも一番大きい内容のアプデと言えばキャラクターの覚醒。
これに尽きるだろう。
簡単に言えば転職のようなものだが、後衛が覚醒すると前衛になったりとなかなかとんでもないものであったのは記憶に新しいと思う。
潜在力ではなく装備自体の覚醒(覚醒だらけで非常にややこしい…)もあったりで戦闘力も爆上がりしたものだ。
更に一番のポイントは各スキルのダメージ倍率が跳ね上がったことだろうか。
ダークネスで言えば単発とはいえ対人有効倍率1000%越えのスキルがあったりと、覚醒前は学園系格闘漫画だったのが覚醒後は異世界ファンタジー物かよ!ってくらいにインフレが進んだ。
先週覚醒後初めて拠点戦をしたのだが、決して戦闘力が高いとは言えない俺でもスキル倍率の異常高騰のせいかワンパンに近い状況が頻発したのを実際に体感し、改めて覚醒スキルの恐ろしさを悟ったのだ。
加えて大砲や象等の兵器類への与ダメも跳ね上がっており余りにもあっけなく壊されてしまう状況。と言うか一人でも大砲をさほど時間をかけずに壊せるのはどうかと思う…。
この辺は今後の調整に期待しよう。
パールアビスさんは対応は早いし素晴らしいと思うが、なかなか極端な調整が多いので丁度いいところへの落とし込みを期待したい。
他にも最高レアリティが神話から深淵に上がったり等色々あるが、俺が言いたいことはたった一つ。
のんびりやろーよ!ってことだけだ。
聞けば先行している韓国のトップランカーですら潜在力覚醒はオール9と聞いた。
深淵の上位レアリティである太古と空虚なるものも実装されたがそれもつい最近と聞く。
先を見据えて準備するのは当然であり大事ではあるが、余り根を詰めすぎてもやられてしまう。
「余裕を持つ」
これは俺が今どんな時でも最も大事にしていることだ。
余裕が持てなそうな時は一歩引いて深呼吸。
ゲームでもなんでも大事なことだと思っている。
まあそれで機会を逃すってことも十分あるが…。
ま、それはそれで仕方ないってことで…。
潜在覚醒もカツカツでやらないで余裕をもってやると意外とあっさり上手くいくかもしれないぜ?
個人的にはこんなもので萎えるのは非常にもったいないと思うのでゆっくりをおすすめしたい。
では今回は良いオチも浮かばないしこの辺で…。